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使ってない土地があるけれど、どんな事に気をつけて売却すればいいの?
親から土地を相続したけれど、処分を検討している…
どうせ売るなら、少しでも値段を高く売りたい!

土地を売却するなんて、あまり経験がない事。
何からはじめればよいのか、何に注意すべきなのか、疑問に感じますよね。

たえこ

こんにちわ!最近スマホばかりいじって首が痛い、「いえちば」編集部員山本です。
この記事ではそういった、使っていない時を高く売る為の注意点や、売却時の流れをわかりやすくまとめています。

初めて不動産を売る方でも、5,6分で読める内容ですので是非ご参考ください。
それでは、ご案内致します。

使わない土地を持つ7割の方が売却を考えている

使っていない土地があるけれど、これを活用しようか売却しようか…。
土地は大事な資産ですから、悩みますよね。

国土交通省「空き地に関するアンケート」では、約7割の方が使わない土地の売却を考えています。

図
引用:国土交通省「空き地に関するアンケート」

アパート等を建てて活用する方もいますが、今の時代住宅は飽和状態。
建設費は安くても4~5000万かかるので、その費用を回収するまで2~30年かかる事もザラです。

たえこ

管理などの手間や、失敗リスクを考えると、
売却をするのが妥当な線
考える方も多い事が主な理由でしょうね。

売却を進めても7割が買い手を見つけられてない

リスクもあるし、放置しておいても税金がかかるだけの空き地。
なので売却を進める方も多いですが、実はそう簡単に売れるわけではありません。

先にもご紹介しました「空き地に関するアンケート」では、売却を検討している方の7割が募集しても中々売れないと回答しています。

図
引用:国土交通省「空き地に関するアンケート」

だいたい不動産は売却されるまで、3ヵ月~半年はかかるもので、すぐに売却できる物ではありません。
エリアによっては1年近くかかる事も。なので土地の売却を進めるなら、早めに動く事をおススメ致します。

たえこ

売却を行う際に重要なのは、「売りだし」を行う業者選び。
地元で名の通った所や大手業者は、ちょっと注意が必要なんです。
その理由を次の項目では解説致します!

売却を行うなら適正な不動産屋選びがとっても大事

囲い込み
土地を売るなら、売り出しを行う業者選びはかなり大事。
というのも不動産売買は「囲い込み」と言う悪質な行為が横行しています。

元々不動産と言うものは、売主さんの土地が早く売れる様、業者同士で情報を共有するルールになっています。
なので売り出しを担当する業者が買い手を見つけられなくても、他の業者で買い手を見つける事ができ、不動産が早く適正に売れるしくみなんです。

けれども囲い込みは、中々売れなくても売却情報を外に出さなかったり、他業者が買い手を見つけて来ても「商談中だから」と虚偽の報告で断ります。

その理由は買い手を見つけてくる手数料が欲しいから。

それだけの理由で、「早く高く売ります!」と預かっておきながら逆の行為を行っているんです。
これは大手業者や地元で分譲販売等を行っている業者に多く見られます。

たえこ

こういう不動産会社にまかせていては、売れる物件も中々売れません。
だから不動産会社選びはとっても大事なんです。

下記の関連記事には千葉県内の不動産売却の進め方や、おススメ業者をまとめましたのでご参考ください。

土地を早く高く売る為の5つのポイント

5つのポイント

使ってない土地を売却するにしても、何から始めればよいのか分からない…。
そういう方も多いと思います。

下記にはそういった、土地を売却する流れと失敗しないポイントについて詳しくまとめましたのでご参考ください。

1.不動産会社に査定依頼を行う

査定依頼

まずはあなたの土地をどの会社に売却活動をしてもらうのか?
気になる不動産会社複数社に、査定依頼を行います。

一括見積もりサイト等も有りますが、結局こういうサイトが中間マージンを抜くのであまりおススメできません。
地元で取り扱い物件が多そうで、誠実に販売してくれそうな会社に査定依頼は出しましょう。

2.専任業者を決めて売却開始

専任契約

査定依頼を行ったのち、一番対応が適切で信頼できそうな会社と専任契約を結びます。
これはあなたの会社にしか、当面売却は任せませんよと言う契約です。

大手業者や分譲などを行っている地元業者だと、結局囲い込みを行って中々売れないなんて事も。
なので査定価格や会社規模ではなく、親身に対応してくれる担当者かどうかで業者は判断してくださいね。

3.買主決定と値引き交渉を上手に進めるコツ

買主決定

土地の売却を進める時には、多くの場合値引き交渉をされるケースが殆ど。
安易に値段を下げるのではなく、その地域の売却相場を「土地情報システム」等で知った上で値引きを受けるかどうかを検討してください

また交渉は不動産会社が行ってくれるので、あなたは要望だけ業者に伝えれば大丈夫です。

4.決済と引き渡し時の注意点

決済と引き渡し

決済は殆どの場合には銀行の一室等で行われます。
入金を確認できたと同時に、土地の引き渡しと言うケースが殆ど。

事前に土地に何を残して行けるのか、その処分は誰が負担するのか等しっかり協議しておく事をおススメ致します。
この引き渡しも、不動産会社が立ち会ってくれます。

5.不動産屋に支払う手数料について

手数料

土地を売却する時には、当然手数料が発生します。
一般的には下記の様な計算式で手数料は計算されます。

手数料土地の売却価格×3%6万円消費税

この他にも、印紙代(数千~数万円。売却費用に応じて)や登記代(数万円)が売却にはかかります。

たえこ

こういった様に土地を売却する時、不動産会社は大事なパートナーです。
失敗しない為に業者はしっかり選びましょう。

土地を売った時の税金について

土地を売ったら税金は

土地を売却する時、税金はどうなっているの?いくら位かかるの?と疑問を感じる方も多いと思います。
基本的に税金は「利益」に対して必ず発生します。

次の項目ではそういった、税金の計算方法や控除について詳しく解説いたします。

売却時の税金を計算する方法

税金を計算する方法

土地を売却する時、印紙税や登録免許税等もかかりますが、数千円~数万円程度。
所得税と住民税が一番かかる金額で大きいものです。

これは土地を取得してからの期間で税率が変わります。

・短期譲渡取得(土地の所有が5年以下)
譲渡所得税:30.63%
住民税:9%
合計:39.63%
・長期譲渡所得(土地の所有が5年超)
譲渡所得税:15.315%
住民税:5%
合計:20.315%
たえこ

土地を持っていた時期で、税率は大きく変わります。
だから売却のタイミングは、非常に重要なんです。

税金が安くなる!?控除について

税金の控除は

土地を売却する時、税金の負担が減る控除を受けられるケースも中には有ります。

■平成21,22年に取得した土地を
平成27,28年以降に売却する場合
1000万円の控除
■公共事業などのために
土地建物を売った場合
5000万円の控除
■特定土地区画整理事業の為の売却 2000万円の控除
■特定住宅地造成事業の為の売却 1500万円の控除
■農地保有の合理化の為の売却など 800万円の控除
たえこ

これらの控除を受けるには、いくつか条件があります。
売却を行う窓口にしっかり確認してすすめましょう。

使ってない土地をお得に売却するポイントまとめ

いかがでしたでしょうか?

今回ご紹介したポイントをまとめると…。

まとめ

こういったポイントを抑えて、使っていない土地を売却を進めてくださいね。
何よりも土地を売却する時には、不動産会社選びが大事です。

下記には「千葉県内でおススメな不動産会社リスト」をまとめていますので、ご参考ください。

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